私(SeSe)作成が作成したEAのBBHL band H1シリーズのトレードロジックのポイントを紹介します。
このBBHL band H1シリーズは、日足ベースのボリンジャーバンド(BB)、および、直近数日、数十日間の最高値・最安値ラインを基準に、短期の上下動を利用してトレードを行うEAになります。
1.トレード方法について
BBおよび最高値・最安値ライン、中長期の移動平均の角度、位置から相場が一定の価格帯で落ち着いているか(レンジ傾向か)、トレンドが発生しているかを判断します。
落ち着いている場合はレンジベース(価格帯の上方にいるときは売り、下方にいるときは買い)で、上昇または下降トレンドが発生している時はトレンドフォローベース(少し価格が戻ったタイミングを狙いつつトレンドフォロー)で、短・中期の価格の上下動を狙って取引を行います。
#レンジベースでのトレード
レンジベースでのトレード時は、以下のようなトレードを行います。
基本的には、価格がBBの上方に位置する場合は売り、下方に位置する場合は買いトレードします。
青矢印(⇒)が買いエントリー、赤矢印(⇒)が売りエントリーを示しています。
逆張りでのトレードが基本となります。
#トレンドフォローベースでのトレード
トレンドフォローベースでのトレード時は、以下のようなトレードを行います。
基本的には、価格が上昇している時は買い、下降している時は売りでトレードします。
順張りでのトレードが基本となります。
上昇トレンド時:
下降トレンド時:
2.エントリータイミングについて
不用意なエントリーを減らすため、エントリータイミングは、BB breakシリーズのロジックを利用し、短期BBをブレイクしたタイミングのみエントリーするようにしています。
以下のようなに、BBを下方にブレイクした赤矢印(⇒)のタイミングでエントリーしています。
3.損切ラインについて
損切ライン(逆指値)を直近数日、数十日間の最安値または最高値を意識して設定することで、損切りを少なくして、利益率、勝率向上を図っています。
ただし、損切幅が大きくなり過ぎることもあり得ますので、最大で50~500pips程度となるように上限は設けています。
以下の赤点線で示したようなライン(数十時間前の安値の下)に損切ラインが設定されます。
■本ロジック対応のEA
このロジックを利用したEAとそのフォワードテスト(デモ口座での運用成績)は以下になります。
1.複数通貨ペア対応版(統合版)
・BBHL band H1 (Integrated Edition) (AUDJPY、NZDJPY、CADJPY、GBPJPY、USDJPY、EURJPY、GBPUSD、EURUSD、AUDNZD、GBPCHFの統合版)
・BBHL band H1 Cm7(AUDCHF、NZDCHF、USDCHF、USDCAD、EURCHF、CHFJPY、NZDUSD対応版)
コメント