HideTestIndicators()の使い方
MQL4 (MT4)のHideTestIndicators()の使い方をChatGPTに確認しました。
賢いですね。きちんとした回答を詳しくもらえました。
使用GPTs:EA Creator
MT4 MQL4のAPIのHideTestIndicatorsの使い方を実装例を交えて教えて下さい。補足で気を付ける点なども教えて下さい。
使い方
HideTestIndicators
関数は、MetaTrader 4 (MT4) の MQL4 で使用されるAPI関数の一つです。この関数は、チャート上に表示されているテスト中のインディケーターを隠すかどうかを制御します。具体的には、バックテストや最適化の実行時にチャート上に表示されるインディケーターをユーザーが非表示にしたい場合に使用します。
関数の基本形式
void HideTestIndicators(bool hide);
- hide:
true
またはfalse
を受け取ります。true
の場合、テスト中のインディケーターがチャート上から隠されます。false
の場合、隠されていたインディケーターが再び表示されます。
使用例
int OnInit() {
// バックテスト実行時にチャート上のインディケーターを隠す
HideTestIndicators(true);
return(INIT_SUCCEEDED);
}
int OnDeinit(const int reason) {
// EA終了時に隠していたインディケーターを表示する
HideTestIndicators(false);
return(0);
}
この例では、EAの初期化時にOnInit
関数内でHideTestIndicators(true);
を呼び出してインディケーターを隠し、EAが終了する際にOnDeinit
関数内でHideTestIndicators(false);
を呼び出してインディケーターを再表示しています。
注意点
- バックテストと最適化のみ: この関数はバックテストや最適化の実行時のみ効果があります。リアルタイムのトレード環境では影響を与えません。
- デバッグ時の可視化: デバッグ目的でインディケーターの動作を確認したい場合は、
HideTestIndicators(false);
を使用して、必要なインディケーターがチャート上に表示されるようにしてください。 - パフォーマンスへの影響: 多くのインディケーターを使用している場合、これらを隠すことでバックテストや最適化のパフォーマンスが向上する可能性があります。ただし、インディケーター自体の計算は引き続き行われますので、計算に要する時間は削減されません。
- 使用タイミング: この関数を
OnInit
で呼び出すことで、EAの動作中ずっとインディケーターを隠し続けることができます。必要に応じてOnDeinit
で表示を元に戻すことを忘れないでください。
HideTestIndicators
関数を使用することで、バックテストや最適化の際にチャートを見やすくすることができますが、デバッグや分析を行う場合はインディケーターを表示させる必要があることを忘れないでください。
MQL4リファレンス
正式な仕様は”MQL4 Reference“をご確認下さい。上記内容を確認しておくとより分かりやすいかと思います。
リンク:https://docs.mql4.com/customind/hidetestindicators
他のカスタムインジケータ関数の利用方法
以下のそれぞれのリンク先で確認していますので、ご参照ください。
関数名 | 概要 |
---|---|
HideTestIndicators | テスト中にグラフ上のインディケータを隠すかどうかを設定します。チャート上での表示を制御するのに使用されます。 |
IndicatorSetDouble | インディケータの設定可能なdouble型プロパティ(例: 最小値、最大値)を設定します。これはインディケータの表示範囲やスケールを調整するのに使われます。 |
IndicatorSetInteger | インディケータの設定可能なinteger型プロパティ(例: 描画スタイル、幅)を設定します。インディケータの見た目をカスタマイズするのに役立ちます。 |
IndicatorSetString | インディケータの設定可能なstring型プロパティ(例: 名前)を設定します。インディケータの識別や説明に使用されます。 |
SetIndexBuffer | インディケータ計算結果を格納するバッファを設定します。インディケータのデータを格納する配列を割り当てるのに必要です。 |
IndicatorBuffers | インディケータが使用するバッファの数を設定します。計算に必要なデータ配列の数を定義します。 |
IndicatorCounted | 既に計算されたバーの数を返します。これにより、新たに計算が必要なデータのみを処理できます。 |
IndicatorDigits | インディケータの価格データの表示精度(小数点以下の桁数)を設定します。チャート上での価格表示を制御します。 |
IndicatorShortName | インディケータの短縮名を設定します。チャートのデータウィンドウに表示される名前です。 |
SetIndexArrow | インディケータのバッファに対して表示する矢印記号を設定します。特定の条件を示すマーカーとして利用されます。 |
SetIndexDrawBegin | インディケータが描画を開始するバーの数を設定します。これにより、過去の特定のポイントから描画を開始できます。 |
SetIndexEmptyValue | インディケータのバッファで未定義の値を表すために使用する値を設定します。空のデータポイントを示すのに使用されます。 |
SetIndexLabel | インディケータの各バッファのラベルを設定します。データウィンドウに表示される各バッファの説明テキストです。 |
SetIndexShift | インディケータの描画をずらすバーの数を設定します。インディケータの表示を時間軸に沿って前後に移動させることができます。 |
SetIndexStyle | インディケータの線のスタイル、太さ、色を設定します。インディケータの視覚的表現をカスタマイズするのに使われます。 |
SetLevelStyle | インディケータのレベル線のスタイルと色を設定します。特定の価格レベルや意味のある閾値を示すのに使用されます。 |
SetLevelValue | インディケータのレベル線の値を設定します。これにより、チャート上に表示される水平線の位置を定義できます。 |