MQL4(MT4) SetIndexEmptyValueの使い方

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SetIndexEmptyValue()の使い方

MQL4 (MT4)のSetIndexEmptyValue()の使い方をChatGPTに確認しました。
賢いですね。きちんとした回答を詳しくもらえました。

使用GPTs:EA Creator

MT4 MQL4のAPIのSetIndexEmptyValueの使い方を実装例を交えて教えて下さい。補足で気を付ける点なども教えて下さい。

使い方

SetIndexEmptyValue関数は、MetaTrader 4 (MT4) の MQL4 プログラミング言語で使用される関数です。この関数は、カスタムインディケーターの特定のバッファに対して「空の値」を設定するために使われます。インディケーターの計算で特定の条件下で値が定義されない場合に、そのバッファの位置に描画されるべきものがないことを示すために使用されます。つまり、この関数によって設定された値は、チャート上でそのポイントが空白として表示されることを意味します。

関数の基本形式

void SetIndexEmptyValue(int index, double value);
  • index: 空の値を設定したいインディケーターバッファのインデックス(0から始まる)。
  • value: 空として扱う値。この値がバッファに設定された場合、インディケーターはそのポイントを描画しません。

使用例

以下の例では、カスタムインディケーターでバッファ0の空の値としてEMPTY_VALUE(通常は非常に大きな値)を設定しています。これにより、条件に基づいて計算された値がEMPTY_VALUEと等しい場合、そのデータポイントはチャート上に描画されません。

int OnInit() {
    // バッファ0の空の値を設定
    SetIndexEmptyValue(0, EMPTY_VALUE);

    // インディケーターのその他の初期化処理...

    return(INIT_SUCCEEDED);
}

注意点

  • EMPTY_VALUEの選択: EMPTY_VALUEは、他の有効なインディケーター値と区別できるように選択する必要があります。MQL4ではEMPTY_VALUEは通常1.0e+100と定義されており、実際のインディケーター値としてはあり得ない非常に大きな数値です。
  • パフォーマンスへの影響: 空の値を適切に設定することで、不要な計算を避け、インディケーターのパフォーマンスを向上させることができます。特に計算が重いインディケーターで有用です。
  • 可視性と解釈: 空の値を使用することでチャートの可読性を高めることができますが、ユーザーがなぜ特定のポイントでインディケーターが表示されないのかを理解できるように、ドキュメントや説明が適切に提供されていることが重要です。
  • 初期化関数での使用: SetIndexEmptyValueは、インディケーターの初期化関数OnInit内で使用するのが一般的ですが、条件に基づいて動的に空の値を変更することも可能です。

SetIndexEmptyValue関数を使用することで、インディケーターの表示をよりコントロールし、チャートの解釈を助けることができます。適切なEMPTY_VALUEの選択と使用により、ユーザーにとってより有益なインディケーターを作成することが可能になります。

MQL4リファレンス

正式な仕様は”MQL4 Reference“をご確認下さい。上記内容を確認しておくとより分かりやすいかと思います。
リンク:https://docs.mql4.com/customind/SetIndexEmptyValue

他のカスタムインジケータ関数の利用方法

以下のそれぞれのリンク先で確認していますので、ご参照ください。

関数名概要
HideTestIndicatorsテスト中にグラフ上のインディケータを隠すかどうかを設定します。チャート上での表示を制御するのに使用されます。
IndicatorSetDoubleインディケータの設定可能なdouble型プロパティ(例: 最小値、最大値)を設定します。これはインディケータの表示範囲やスケールを調整するのに使われます。
IndicatorSetIntegerインディケータの設定可能なinteger型プロパティ(例: 描画スタイル、幅)を設定します。インディケータの見た目をカスタマイズするのに役立ちます。
IndicatorSetStringインディケータの設定可能なstring型プロパティ(例: 名前)を設定します。インディケータの識別や説明に使用されます。
SetIndexBufferインディケータ計算結果を格納するバッファを設定します。インディケータのデータを格納する配列を割り当てるのに必要です。
IndicatorBuffersインディケータが使用するバッファの数を設定します。計算に必要なデータ配列の数を定義します。
IndicatorCounted既に計算されたバーの数を返します。これにより、新たに計算が必要なデータのみを処理できます。
IndicatorDigitsインディケータの価格データの表示精度(小数点以下の桁数)を設定します。チャート上での価格表示を制御します。
IndicatorShortNameインディケータの短縮名を設定します。チャートのデータウィンドウに表示される名前です。
SetIndexArrowインディケータのバッファに対して表示する矢印記号を設定します。特定の条件を示すマーカーとして利用されます。
SetIndexDrawBeginインディケータが描画を開始するバーの数を設定します。これにより、過去の特定のポイントから描画を開始できます。
SetIndexEmptyValueインディケータのバッファで未定義の値を表すために使用する値を設定します。空のデータポイントを示すのに使用されます。
SetIndexLabelインディケータの各バッファのラベルを設定します。データウィンドウに表示される各バッファの説明テキストです。
SetIndexShiftインディケータの描画をずらすバーの数を設定します。インディケータの表示を時間軸に沿って前後に移動させることができます。
SetIndexStyleインディケータの線のスタイル、太さ、色を設定します。インディケータの視覚的表現をカスタマイズするのに使われます。
SetLevelStyleインディケータのレベル線のスタイルと色を設定します。特定の価格レベルや意味のある閾値を示すのに使用されます。
SetLevelValueインディケータのレベル線の値を設定します。これにより、チャート上に表示される水平線の位置を定義できます。

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