MQL4(MT4) SetIndexShiftの使い方

Custom Indicators
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SetIndexShift()の使い方

MQL4 (MT4)のSetIndexShift()の使い方をChatGPTに確認しました。
賢いですね。きちんとした回答を詳しくもらえました。

使用GPTs:EA Creator

MT4 MQL4のAPIのSetIndexShiftの使い方を実装例を交えて教えて下さい。補足で気を付ける点なども教えて下さい。

使い方

SetIndexShift関数は、MetaTrader 4 (MT4) の MQL4 プログラミング言語で使用される関数です。この関数は、カスタムインディケーターの特定のライン(バッファ)を時間軸に沿って前後にシフト(移動)させるために使われます。シフト機能は、インディケーターの計算結果を基準となるバーから特定の数だけずらすことで、将来または過去のデータに対してインディケーターの値を表示させることを可能にします。これは、例えばリーディングインディケーターやラグインディケーターの調整に有用です。

関数の基本形式

void SetIndexShift(int index, int shift);
  • index: シフトを適用したいインディケーターバッファのインデックス(0から始まる)。
  • shift: シフトするバーの数。正の値で未来に、負の値で過去にシフトします。

使用例

以下の例では、カスタムインディケーターのバッファ0を未来に2バー分シフトさせ、バッファ1を過去に3バー分シフトさせる方法を示しています。

int OnInit() {
    // バッファ0を未来に2バー分シフト
    SetIndexShift(0, 2);
    // バッファ1を過去に3バー分シフト
    SetIndexShift(1, -3);

    // インディケーターのその他の初期化処理...

    return(INIT_SUCCEEDED);
}

注意点

  • 解釈と表示: シフトを適用すると、インディケーターの値が実際のバーと同期しなくなることがあります。このため、ユーザーがインディケーターの読み取りを誤解しないよう、ドキュメントやツールチップで適切に説明する必要があります。
  • シフト値の選択: シフトするバーの数を選択する際には、インディケーターの目的と使用されるトレーディング戦略に基づいて慎重に行う必要があります。過度なシフトは、分析の誤解を招く可能性があります。
  • パフォーマンスへの影響: シフトを大きくすると、チャートの表示範囲外にインディケーターの一部が移動する可能性があります。これにより、インディケーターの有用性が低下する場合があるため、シフトの程度に注意してください。
  • 初期化関数での使用: SetIndexShiftは通常、インディケーターの初期化関数OnInit内で使用されます。これにより、インディケーターがチャートにロードされた際に、適切なシフトが適用されます。

SetIndexShift関数を使用することで、インディケーターの表示を柔軟に調整し、特定の分析ニーズに合わせることができます。ただし、ユーザーに対する適切な説明と、シフトの値の慎重な選択が重要です。

MQL4リファレンス

正式な仕様は”MQL4 Reference“をご確認下さい。上記内容を確認しておくとより分かりやすいかと思います。
リンク:https://docs.mql4.com/customind/SetIndexShift

他のカスタムインジケータ関数の利用方法

以下のそれぞれのリンク先で確認していますので、ご参照ください。

関数名概要
HideTestIndicatorsテスト中にグラフ上のインディケータを隠すかどうかを設定します。チャート上での表示を制御するのに使用されます。
IndicatorSetDoubleインディケータの設定可能なdouble型プロパティ(例: 最小値、最大値)を設定します。これはインディケータの表示範囲やスケールを調整するのに使われます。
IndicatorSetIntegerインディケータの設定可能なinteger型プロパティ(例: 描画スタイル、幅)を設定します。インディケータの見た目をカスタマイズするのに役立ちます。
IndicatorSetStringインディケータの設定可能なstring型プロパティ(例: 名前)を設定します。インディケータの識別や説明に使用されます。
SetIndexBufferインディケータ計算結果を格納するバッファを設定します。インディケータのデータを格納する配列を割り当てるのに必要です。
IndicatorBuffersインディケータが使用するバッファの数を設定します。計算に必要なデータ配列の数を定義します。
IndicatorCounted既に計算されたバーの数を返します。これにより、新たに計算が必要なデータのみを処理できます。
IndicatorDigitsインディケータの価格データの表示精度(小数点以下の桁数)を設定します。チャート上での価格表示を制御します。
IndicatorShortNameインディケータの短縮名を設定します。チャートのデータウィンドウに表示される名前です。
SetIndexArrowインディケータのバッファに対して表示する矢印記号を設定します。特定の条件を示すマーカーとして利用されます。
SetIndexDrawBeginインディケータが描画を開始するバーの数を設定します。これにより、過去の特定のポイントから描画を開始できます。
SetIndexEmptyValueインディケータのバッファで未定義の値を表すために使用する値を設定します。空のデータポイントを示すのに使用されます。
SetIndexLabelインディケータの各バッファのラベルを設定します。データウィンドウに表示される各バッファの説明テキストです。
SetIndexShiftインディケータの描画をずらすバーの数を設定します。インディケータの表示を時間軸に沿って前後に移動させることができます。
SetIndexStyleインディケータの線のスタイル、太さ、色を設定します。インディケータの視覚的表現をカスタマイズするのに使われます。
SetLevelStyleインディケータのレベル線のスタイルと色を設定します。特定の価格レベルや意味のある閾値を示すのに使用されます。
SetLevelValueインディケータのレベル線の値を設定します。これにより、チャート上に表示される水平線の位置を定義できます。

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