IndicatorSetString()の使い方
MQL4 (MT4)のIndicatorSetString()の使い方をChatGPTに確認しました。
賢いですね。きちんとした回答を詳しくもらえました。
使用GPTs:EA Creator
MT4 MQL4のAPIのIndicatorSetStringの使い方を実装例を交えて教えて下さい。補足で気を付ける点なども教えて下さい。
使い方
IndicatorSetString
関数は、MetaTrader 4 (MT4) の MQL4 プログラミング言語で、インディケーターの文字列型のプロパティを設定するために使用されます。この関数は、特定のインディケーターの設定を動的に変更する際に役立ちます。主にインディケーター自身のプロパティや、カスタムインディケーターの追加パラメータを設定するのに使用されます。
関数の基本形式
- プロパティ識別子のみを指定する場合:
bool IndicatorSetString(int prop_id, string prop_value);
- プロパティ識別子と修飾子を指定する場合:
bool IndicatorSetString(int prop_id, int prop_modifier, string prop_value);
- prop_id: 設定したいプロパティの識別子。
- prop_modifier: プロパティの修飾子、またはインデックス(特定のプロパティに対して複数の値を持つ場合)。
- prop_value: 設定したいプロパティの値。
使用例
- インディケーターの名前を設定する:
// インディケーターの名前を "My Custom Indicator" に設定
IndicatorSetString(INDICATOR_SHORTNAME, "My Custom Indicator");
- カスタムインディケーターに追加の説明テキストを設定する:
// カスタムインディケーターの追加説明を設定
IndicatorSetString(INDICATOR_COMMENT, 0, "This is a custom indicator.");
注意点
- 戻り値の確認:
IndicatorSetString
関数は、操作が成功したかどうかを示すブール値を返します。関数を呼び出した後、この戻り値を確認して操作が成功したかどうかをチェックすることが重要です。 - プロパティ識別子の正確さ: 使用する
prop_id
が適切なプロパティを指していることを確認してください。間違った識別子を使用すると、意図しないプロパティが変更される可能性があります。 - 動的な変更の制限: 一部のプロパティは、インディケーターの初期化中にのみ設定できるものがあります。ランタイム中にこれらのプロパティを変更しようとすると、期待する結果が得られない場合があります。
- 修飾子の使用: 第二の形式では、
prop_modifier
を使用して特定のプロパティの修飾子またはインデックスを指定できます。これは、例えば複数のバッファやラインがあるインディケーターで、特定のバッファやラインに対して操作を行いたい場合に有用です。
IndicatorSetString
関数を使用することで、インディケーターの動的なカスタマイズや、ユーザーのニーズに合わせた調整が容易になります。しかし、関数の適切な使用と戻り値の確認が重要であることを忘れないでください。
MQL4リファレンス
正式な仕様は”MQL4 Reference“をご確認下さい。上記内容を確認しておくとより分かりやすいかと思います。
リンク:https://docs.mql4.com/customind/IndicatorSetString
他のカスタムインジケータ関数の利用方法
以下のそれぞれのリンク先で確認していますので、ご参照ください。
関数名 | 概要 |
---|---|
HideTestIndicators | テスト中にグラフ上のインディケータを隠すかどうかを設定します。チャート上での表示を制御するのに使用されます。 |
IndicatorSetDouble | インディケータの設定可能なdouble型プロパティ(例: 最小値、最大値)を設定します。これはインディケータの表示範囲やスケールを調整するのに使われます。 |
IndicatorSetInteger | インディケータの設定可能なinteger型プロパティ(例: 描画スタイル、幅)を設定します。インディケータの見た目をカスタマイズするのに役立ちます。 |
IndicatorSetString | インディケータの設定可能なstring型プロパティ(例: 名前)を設定します。インディケータの識別や説明に使用されます。 |
SetIndexBuffer | インディケータ計算結果を格納するバッファを設定します。インディケータのデータを格納する配列を割り当てるのに必要です。 |
IndicatorBuffers | インディケータが使用するバッファの数を設定します。計算に必要なデータ配列の数を定義します。 |
IndicatorCounted | 既に計算されたバーの数を返します。これにより、新たに計算が必要なデータのみを処理できます。 |
IndicatorDigits | インディケータの価格データの表示精度(小数点以下の桁数)を設定します。チャート上での価格表示を制御します。 |
IndicatorShortName | インディケータの短縮名を設定します。チャートのデータウィンドウに表示される名前です。 |
SetIndexArrow | インディケータのバッファに対して表示する矢印記号を設定します。特定の条件を示すマーカーとして利用されます。 |
SetIndexDrawBegin | インディケータが描画を開始するバーの数を設定します。これにより、過去の特定のポイントから描画を開始できます。 |
SetIndexEmptyValue | インディケータのバッファで未定義の値を表すために使用する値を設定します。空のデータポイントを示すのに使用されます。 |
SetIndexLabel | インディケータの各バッファのラベルを設定します。データウィンドウに表示される各バッファの説明テキストです。 |
SetIndexShift | インディケータの描画をずらすバーの数を設定します。インディケータの表示を時間軸に沿って前後に移動させることができます。 |
SetIndexStyle | インディケータの線のスタイル、太さ、色を設定します。インディケータの視覚的表現をカスタマイズするのに使われます。 |
SetLevelStyle | インディケータのレベル線のスタイルと色を設定します。特定の価格レベルや意味のある閾値を示すのに使用されます。 |
SetLevelValue | インディケータのレベル線の値を設定します。これにより、チャート上に表示される水平線の位置を定義できます。 |