MQL4(MT4) SetIndexDrawBeginの使い方

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SetIndexDrawBegin()の使い方

MQL4 (MT4)のSetIndexDrawBegin()の使い方をChatGPTに確認しました。
賢いですね。きちんとした回答を詳しくもらえました。

使用GPTs:EA Creator

MT4 MQL4のAPIのSetIndexDrawBeginの使い方を実装例を交えて教えて下さい。補足で気を付ける点なども教えて下さい。

使い方

SetIndexDrawBegin関数は、MetaTrader 4 (MT4) の MQL4 プログラミング言語で使用される関数です。この関数は、カスタムインディケーターの特定のバッファに対して描画を開始するチャート上の位置(バーの数)を指定するために使われます。つまり、指定した位置より前のバーでは、インディケーターの線やヒストグラムなどの描画がスキップされます。これは、過去のデータに基づいて計算されたインディケーターの値を特定の時点からのみ表示したい場合に便利です。

関数の基本形式

void SetIndexDrawBegin(int index, int begin);
  • index: 描画を開始するインディケーターバッファのインデックス(0から始まる)。
  • begin: 描画を開始する位置を指定するバーの数。この値に基づき、指定されたバーの位置からインディケーターの描画が開始されます。

使用例

以下の例では、カスタムインディケーターでバッファ0の描画を、チャート上の最新の100バーから開始するようにSetIndexDrawBegin関数を使用しています。

int OnInit() {
    // バッファ0の描画を最新の100バーから開始するように設定
    SetIndexDrawBegin(0, 100);

    // インディケーターのその他の初期化処理...

    return(INIT_SUCCEEDED);
}

注意点

  • 適切なbegin値の選択: beginの値を選択する際には、インディケーターが意図した通りに動作するよう、適切な値を設定することが重要です。例えば、インディケーターが長期間のデータに基づく場合、過去のデータを過度にスキップすると、インディケーターの有用性が低下する可能性があります。
  • インディケーターの更新: SetIndexDrawBeginを使用する際は、チャートの期間やズームレベルが変更された場合にインディケーターが適切に更新されることを確認する必要があります。場合によっては、インディケーターの再計算が必要になることがあります。
  • 性能への影響: 描画の開始位置を適切に設定することで、不必要な計算や描画を省略し、インディケーターのパフォーマンスを向上させることができます。特に、複雑な計算を伴うインディケーターの場合、性能の向上が期待できます。
  • 初期化関数での使用: この関数は、インディケーターの初期化関数OnInit内で使用されることが一般的です。これにより、インディケーターがチャートにロードされた際に、描画の開始位置が適切に設定されます。

SetIndexDrawBegin関数を適切に使用することで、インディケーターの描画範囲を制御し、チャートの可読性を高めることができます。また、計算資源の節約にもつながり、特にデータ量が多いチャートでのパフォーマンス向上が期待できます。

MQL4リファレンス

正式な仕様は”MQL4 Reference“をご確認下さい。上記内容を確認しておくとより分かりやすいかと思います。
リンク:https://docs.mql4.com/customind/SetIndexDrawBegin

他のカスタムインジケータ関数の利用方法

以下のそれぞれのリンク先で確認していますので、ご参照ください。

関数名概要
HideTestIndicatorsテスト中にグラフ上のインディケータを隠すかどうかを設定します。チャート上での表示を制御するのに使用されます。
IndicatorSetDoubleインディケータの設定可能なdouble型プロパティ(例: 最小値、最大値)を設定します。これはインディケータの表示範囲やスケールを調整するのに使われます。
IndicatorSetIntegerインディケータの設定可能なinteger型プロパティ(例: 描画スタイル、幅)を設定します。インディケータの見た目をカスタマイズするのに役立ちます。
IndicatorSetStringインディケータの設定可能なstring型プロパティ(例: 名前)を設定します。インディケータの識別や説明に使用されます。
SetIndexBufferインディケータ計算結果を格納するバッファを設定します。インディケータのデータを格納する配列を割り当てるのに必要です。
IndicatorBuffersインディケータが使用するバッファの数を設定します。計算に必要なデータ配列の数を定義します。
IndicatorCounted既に計算されたバーの数を返します。これにより、新たに計算が必要なデータのみを処理できます。
IndicatorDigitsインディケータの価格データの表示精度(小数点以下の桁数)を設定します。チャート上での価格表示を制御します。
IndicatorShortNameインディケータの短縮名を設定します。チャートのデータウィンドウに表示される名前です。
SetIndexArrowインディケータのバッファに対して表示する矢印記号を設定します。特定の条件を示すマーカーとして利用されます。
SetIndexDrawBeginインディケータが描画を開始するバーの数を設定します。これにより、過去の特定のポイントから描画を開始できます。
SetIndexEmptyValueインディケータのバッファで未定義の値を表すために使用する値を設定します。空のデータポイントを示すのに使用されます。
SetIndexLabelインディケータの各バッファのラベルを設定します。データウィンドウに表示される各バッファの説明テキストです。
SetIndexShiftインディケータの描画をずらすバーの数を設定します。インディケータの表示を時間軸に沿って前後に移動させることができます。
SetIndexStyleインディケータの線のスタイル、太さ、色を設定します。インディケータの視覚的表現をカスタマイズするのに使われます。
SetLevelStyleインディケータのレベル線のスタイルと色を設定します。特定の価格レベルや意味のある閾値を示すのに使用されます。
SetLevelValueインディケータのレベル線の値を設定します。これにより、チャート上に表示される水平線の位置を定義できます。

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