OrderCloseTime()の使用方法
MQL4 (MT4)のOrderCloseTime()の使い方をChatGPTに確認しました。
使用GPTs:EA Creator
MT4 MQL4のOrderCloseTimeの使い方を実装例を交えて教えて下さい。補足で気を付ける点なども教えて下さい。
回答
OrderCloseTime
関数は、MetaTrader 4 (MT4) プラットフォームで最後にクローズされた注文のクローズ時間を取得するために使用されるMQL4言語の関数です。この関数は、特に取引の結果を分析したり、取引履歴に基づいて統計情報を収集したりする際に有用です。OrderCloseTime
は、選択された注文がクローズされた正確な時刻(日時)をdatetime
型で返します。
OrderCloseTime関数の基本使用法
OrderCloseTime
関数は引数を取らず、選択された注文のクローズ時刻をdatetime
型で返します。この関数を使用する前に、OrderSelect
関数を使用して対象となる注文を選択する必要があります。
使用例
以下の例では、アカウントの最新のクローズされた注文を検索し、そのクローズ時刻を取得して表示します。
void OnStart()
{
// 最新のクローズされた注文を探す
for(int i = OrdersHistoryTotal() - 1; i >= 0; i--)
{
if(OrderSelect(i, SELECT_BY_POS, MODE_HISTORY)) // 注文履歴から注文を選択
{
// クローズされた注文のみを対象
if(OrderType() <= OP_SELL && OrderCloseTime() > 0)
{
// クローズ時刻を取得
datetime closeTime = OrderCloseTime();
// 注文情報とクローズ時刻を表示
Print("注文 #", OrderTicket(), " は ", TimeToString(closeTime, TIME_DATE|TIME_MINUTES), " にクローズされました。");
break; // 最新のクローズされた注文を見つけたらループを抜ける
}
}
}
}
注意点
- 注文の選択:
OrderCloseTime
を使用する前に、OrderSelect
関数で適切な注文が選択されていることを確認してください。 - クローズされた注文のみ:
OrderCloseTime
関数は、クローズされた注文に対してのみ有効です。開いている注文や保留中の注文には使用できません。 - 履歴データの使用:
OrderCloseTime
関数は、MODE_HISTORY
を指定してOrderSelect
関数で選択された履歴注文に対してのみ有効です。 - エラーハンドリング:
OrderSelect
関数がfalse
を返した場合、つまり注文の選択に失敗した場合は、GetLastError
関数を使用してエラーコードを確認し、問題の原因を特定することが重要です。
OrderCloseTime
関数を使用することで、特定の取引戦略の時間的側面を分析したり、取引記録をより詳細に管理したりする際に役立つ情報を得ることができます。
MQL4リファレンス
式な仕様は”MQL4 Reference“をご確認下さい。上記内容を確認しておくとより分かりやすいかと思います。
リンク:https://docs.mql4.com/trading/orderclosetime
他のトレード関数の使用方法
以下のそれぞれのリンク先で確認していますので、ご参照ください。
関数名 | 概要 |
---|---|
OrderClose | 指定されたチケット番号、ロット数、クローズ価格、スリッページを指定して特定の注文を閉じるために使用されます。成功した場合、真を返します。 |
OrderCloseBy | 2つの相反する注文を相殺するために使用され、一方の注文を閉じ、もう一方には相当する利益または損失が記録されます。 |
OrderClosePrice | 最後に閉じられた注文のクローズ価格を返します。注文が選択されている必要があります。 |
OrderCloseTime | 注文が閉じられた正確な日時を返します。注文が閉じられていない場合は、ゼロを返します。 |
OrderComment | 注文に関連付けられたコメントを返します。 |
OrderCommission | 注文にかかるコミッションの金額を返します。 |
OrderDelete | 指定されたチケット番号の保留中の注文を削除します。成功した場合、真を返します。 |
OrderExpiration | 保留注文の有効期限を日時形式で返します。有効期限が設定されていない場合は、ゼロを返します。 |
OrderLots | 注文のロット数を返します。 |
OrderMagicNumber | 注文に割り当てられたマジックナンバーを返します。これは注文を識別するためにEAによって使用される数値です。 |
OrderModify | 既存の注文のパラメータ(価格、ストップロス、テイクプロフィット、有効期限等)を変更します。成功した場合、真を返します。 |
OrderOpenPrice | 注文が開かれた価格を返します。 |
OrderOpenTime | 注文が開かれた正確な日時を返します。 |
OrderProfit | 選択された注文の詳細情報をエキスパートログに出力します。 |
OrderProfit | 注文から得られた利益または損失を返します。 |
OrderSelect | 指定されたチケット番号の注文を選択するか、全注文の中から特定の注文を選択します。成功した場合、真を返します。 |
OrderSend | 新しい注文を送信します。注文のタイプ、量、価格、ストップロス、テイクプロフィット等を指定できます。成功した場合、注文のチケット番号を返します。 |
OrdersHistoryTotal | アカウントの取引履歴に含まれる注文の総数を返します。これには閉じられた注文とキャンセルされた注文が含まれます。 |
OrderStopLoss | 注文のストップロスレベルを返します。 |
OrdersTotal | 現在開いている注文の総数を返します。 |
OrderSwap | 注文にかかるスワップ料金を返します。 |
OrderSymbol | 注文が関連する通貨ペアを返します。 |
OrderTakeProfit | 注文のテイクプロフィットレベルを返します。 |
OrderTicket | 注文のユニークなチケット番号を返します。 |
OrderType | 注文のタイプ(買い、売り、買い停止、売り停止、買いリミット、売りリミット)を表す整数値を返します。 |
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