ObjectSetString()の使い方
MQL4 (MT4)のObjectSetString()の使い方をChatGPTに確認しました。
賢いですね。きちんとした回答を詳しくもらえました。
使用GPTs:EA Creator
MT4 MQL4のObjectSetStringの使い方を実装例を交えて教えて下さい。補足で気を付ける点なども教えて下さい。
使い方
ObjectSetString
関数は、MetaTrader 4 (MT4) プラットフォームのMQL4言語で、チャート上の特定のグラフィカルオブジェクトの文字列型プロパティを設定するために使用されます。文字列型プロパティには、オブジェクトの名前や説明などが含まれます。この関数には、修飾子なしでプロパティ値を設定するバージョンと、修飾子を指定してプロパティ値を設定するバージョンの2つがあります。
修飾子なしでプロパティ値を設定
bool ObjectSetString(
long chart_id, // チャート識別子
string object_name, // オブジェクト名
int prop_id, // プロパティ
string prop_value // 値
);
修飾子を指定してプロパティ値を設定
bool ObjectSetString(
long chart_id, // チャート識別子
string object_name, // オブジェクト名
int prop_id, // プロパティ
int prop_modifier, // 修飾子
string prop_value // 値
);
使用例1: オブジェクトのテキストを設定(修飾子なし)
チャート上のテキストオブジェクトの内容を更新する例です。
void OnStart()
{
long chartID = ChartID(); // 現在のチャートIDを取得
string objectName = "MyTextObject";
int propID = OBJPROP_TEXT; // テキストプロパティ識別子
string newText = "Hello, World!"; // 新しいテキスト内容
if(ObjectSetString(chartID, objectName, propID, newText))
{
Print("オブジェクト '", objectName, "' のテキストが '", newText, "' に更新されました。");
}
else
{
Print("テキストプロパティの設定に失敗しました。");
}
}
使用例2: フィボナッチレベルの説明を設定(修飾子あり)
フィボナッチリトレースメントオブジェクトの特定のレベルの説明を設定する例です。
void OnStart()
{
long chartID = ChartID();
string objectName = "MyFibo";
int propID = OBJPROP_LEVELTEXT; // レベルのテキストプロパティ識別子
int levelIndex = 1; // 更新したいレベルのインデックス(例: レベル1)
string levelDescription = "New Level Description"; // 新しいレベルの説明
if(ObjectSetString(chartID, objectName, propID, levelIndex, levelDescription))
{
Print("フィボナッチオブジェクト '", objectName, "' のレベル ", levelIndex, " の説明が '", levelDescription, "' に更新されました。");
}
else
{
Print("レベルテキストプロパティの設定に失敗しました。");
}
}
注意点
- プロパティ識別子の正確性:
prop_id
には、設定したいプロパティの種類を指定します。例えば、OBJPROP_TEXT
はテキストオブジェクトの内容、OBJPROP_LEVELTEXT
はフィボナッチリトレースメントのレベル説明などです。 - 修飾子の使用: 修飾子を使用するバージョンは、フィボナッチリトレースメントのレベルなど、特定のプロパティに対してより細かい制御が必要な場合に便利です。
- 関数の戻り値:
ObjectSetString
関数は、操作が成功したかどうかをbool値で返します。プロパティの設定が失敗した場合、false
が返されます。この場合、GetLastError
関数を使用してエラーの原因を特定することができます。
これらの関数を使用することで、プログラム的にチャートオブジェクトのプロパティ値を動的に調整し、分析や取引戦略に応じてチャートの表示をカスタマイズすることが可能になります。
MQL4リファレンス
正式な仕様は”MQL4 Reference“をご確認下さい。上記内容を確認しておくとより分かりやすいかと思います。
リンク:https://docs.mql4.com/objects/objectsetstring
他のオブジェクト関数の利用方法
以下のそれぞれのリンク先で確認していますので、ご参照ください。
関数名 | 概要 |
---|---|
ObjectCreate | チャート上に新しいオブジェクトを作成します。 |
ObjectName | 指定されたインデックスにあるオブジェクトの名前を取得します。 |
ObjectDelete | チャートから指定された名前のオブジェクトを削除します。 |
ObjectsDeleteAll | 特定のウィンドウ、またはすべてのウィンドウからオブジェクトを削除します。 |
ObjectFind | 指定された名前のオブジェクトが存在するウィンドウのインデックスを返します。 |
ObjectGetTimeByValue | 指定された価格に対応する時間をオブジェクトから取得します。 |
ObjectGetValueByTime | 指定された時間に対応する価格をオブジェクトから取得します。 |
ObjectMove | 指定されたオブジェクトを新しい位置に移動します。 |
ObjectsTotal | チャート上のオブジェクトの総数を返します。 |
ObjectGetDouble | 指定されたオブジェクトのプロパティ値(double型)を取得します。 |
ObjectGetInteger | 指定されたオブジェクトのプロパティ値(整数型)を取得します。 |
ObjectGetString | 指定されたオブジェクトのプロパティ値(文字列型)を取得します。 |
ObjectSetDouble | 指定されたオブジェクトのプロパティ値(double型)を設定します。 |
ObjectSetInteger | 指定されたオブジェクトのプロパティ値(整数型)を設定します。 |
ObjectSetString | 指定されたオブジェクトのプロパティ値(文字列型)を設定します。 |
TextSetFont | テキストオブジェクトのフォント名、サイズ、スタイル、重さを設定します。 |
TextOut | チャートに直接テキストを描画します。 |
TextGetSize | 指定されたテキストのサイズを取得します。 |
ObjectDescription | オブジェクトの説明を取得します。 |
ObjectGet | オブジェクトのプロパティを取得します。 |
ObjectGetFiboDescription | フィボナッチオブジェクトのレベル説明を取得します。 |
ObjectGetShiftByValue | 指定された価格に対応するオブジェクトのシフトを取得します。 |
ObjectGetValueByShift | 指定されたシフトに対応するオブジェクトの価格を取得します。 |
ObjectSet | オブジェクトの特定のプロパティを設定します。 |
ObjectSetFiboDescription | フィボナッチオブジェクトのレベル説明を設定します。 |
ObjectSetText | オブジェクトにテキストを設定します。 |
ObjectType | オブジェクトのタイプを取得します。 |
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