MQL4(MT4) ObjectGetIntegerの使い方

MQL4 Reference
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ObjectGetInteger()の使い方

MQL4 (MT4)のObjectGetInteger()の使い方をChatGPTに確認しました。
賢いですね。きちんとした回答を詳しくもらえました。

使用GPTs:EA Creator

MT4 MQL4のObjectGetIntegerの使い方を実装例を交えて教えて下さい。補足で気を付ける点なども教えて下さい。

使い方

ObjectGetInteger関数は、MetaTrader 4 (MT4) プラットフォームのMQL4言語で、チャート上の特定のグラフィカルオブジェクトに設定された整数型のプロパティ値を取得するために使用されます。この関数は、オブジェクトの色、スタイル、幅など、整数型で表されるプロパティを取得する際に便利です。関数には2つの形式があります。

1. 即時にプロパティ値を返す形式

この形式は、関数が直接long型のプロパティ値を返します。

long ObjectGetInteger(
   long chart_id,         // チャート識別子
   string object_name,    // オブジェクト名
   int prop_id,           // プロパティ識別子
   int prop_modifier=0    // プロパティ修飾子(必要な場合)
);

使用例1: オブジェクトのZオーダーを取得

void OnStart()
{
    long chartID = ChartID(); // 現在のチャートIDを取得
    string objectName = "ExampleObject"; // オブジェクト名
    int propID = OBJPROP_ZORDER; // Zオーダーのプロパティ識別子

    long zOrder = ObjectGetInteger(chartID, objectName, propID);
    Print("オブジェクト '", objectName, "' のZオーダー: ", zOrder);
}

2. 成功時にtrueを返し、プロパティ値を参照によって受け取る形式

この形式は、関数が成功したかどうかをbool値で返し、プロパティ値を関数の最後のパラメータである参照変数に設定します。

bool ObjectGetInteger(
   long chart_id,         // チャート識別子
   string object_name,    // オブジェクト名
   int prop_id,           // プロパティ識別子
   int prop_modifier,     // プロパティ修飾子
   long& long_var         // ここにプロパティ値を受け取る
);

使用例2: 成功時にオブジェクトの幅を取得

void OnStart()
{
    long chartID = ChartID();
    string objectName = "ExampleLine";
    int propID = OBJPROP_WIDTH; // オブジェクトの幅のプロパティ識別子
    long lineWidth;

    if(ObjectGetInteger(chartID, objectName, propID, 0, lineWidth))
    {
        Print("オブジェクト '", objectName, "' の幅: ", lineWidth);
    }
    else
    {
        Print("オブジェクト '", objectName, "' の幅の取得に失敗しました。");
    }
}

注意点

  • プロパティ識別子: prop_idには、取得したいプロパティの種類を指定します。これはOBJPROP_WIDTH(幅)、OBJPROP_COLOR(色)、OBJPROP_ZORDER(Zオーダー)など、オブジェクトの種類に応じたプロパティです。
  • プロパティ修飾子: 一部のプロパティではprop_modifierを指定する必要があります。たとえば、テキストオブジェクトのフォントサイズを取得する場合などです。
  • チャート識別子: chart_idは、特定のチャートを指定するために使用されます。ChartID()関数を使用して現在のチャートのIDを取得できます。
  • エラーハンドリング: 第2の形式を使用する場合、関数がfalseを返したら、GetLastError関数を使用してエラーをチェックすることが推奨されます。

これらの点に注意しながらObjectGetInteger関数を使用することで、プログラム的にチャートオブジェクトの整数型プロパティ値を取得し、分析や取引戦略に活用することが可能になります。

MQL4リファレンス

正式な仕様は”MQL4 Reference“をご確認下さい。上記内容を確認しておくとより分かりやすいかと思います。
リンク:https://docs.mql4.com/objects/objectgetinteger

他のオブジェクト関数の利用方法

以下のそれぞれのリンク先で確認していますので、ご参照ください。

関数名概要
ObjectCreateチャート上に新しいオブジェクトを作成します。
ObjectName指定されたインデックスにあるオブジェクトの名前を取得します。
ObjectDeleteチャートから指定された名前のオブジェクトを削除します。
ObjectsDeleteAll特定のウィンドウ、またはすべてのウィンドウからオブジェクトを削除します。
ObjectFind指定された名前のオブジェクトが存在するウィンドウのインデックスを返します。
ObjectGetTimeByValue指定された価格に対応する時間をオブジェクトから取得します。
ObjectGetValueByTime指定された時間に対応する価格をオブジェクトから取得します。
ObjectMove指定されたオブジェクトを新しい位置に移動します。
ObjectsTotalチャート上のオブジェクトの総数を返します。
ObjectGetDouble指定されたオブジェクトのプロパティ値(double型)を取得します。
ObjectGetInteger指定されたオブジェクトのプロパティ値(整数型)を取得します。
ObjectGetString指定されたオブジェクトのプロパティ値(文字列型)を取得します。
ObjectSetDouble指定されたオブジェクトのプロパティ値(double型)を設定します。
ObjectSetInteger指定されたオブジェクトのプロパティ値(整数型)を設定します。
ObjectSetString指定されたオブジェクトのプロパティ値(文字列型)を設定します。
TextSetFontテキストオブジェクトのフォント名、サイズ、スタイル、重さを設定します。
TextOutチャートに直接テキストを描画します。
TextGetSize指定されたテキストのサイズを取得します。
ObjectDescriptionオブジェクトの説明を取得します。
ObjectGetオブジェクトのプロパティを取得します。
ObjectGetFiboDescriptionフィボナッチオブジェクトのレベル説明を取得します。
ObjectGetShiftByValue指定された価格に対応するオブジェクトのシフトを取得します。
ObjectGetValueByShift指定されたシフトに対応するオブジェクトの価格を取得します。
ObjectSetオブジェクトの特定のプロパティを設定します。
ObjectSetFiboDescriptionフィボナッチオブジェクトのレベル説明を設定します。
ObjectSetTextオブジェクトにテキストを設定します。
ObjectTypeオブジェクトのタイプを取得します。

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